わたくしの国ブラジルでは、古くからプロポリスのさまざまな効果は知られており、薬局でも売られ、生活の中にごく自然に溶け込んでいます。プロポリスの詳細な科学的メカニズムは知らないながらも、風邪をひいたときやストレスを感じているとき、また傷口が炎症を起こしたり、その他さまざまな病気になったとき、ハチミツなどの自然食品のようにごく自然にプロポリスが使われているのです。
また、病院でも使われており、リウマチ、糖尿病、水虫など治療の難しい病気にも効果をあげ、最近はガンにも早期の場合なら好結果が得られるという報告もでています。
ところが日本では…プロポリスがどんな食品なのか、ということ以前に“プロポリス”という名前さえ知らない人がほとんどではないでしょうか。
1985年、日本で「第三十回世界養蜂会議」が開催され、世界でも著名な諸先生がプロポリスについて貴重な数々の発表をなさいました。それがきっかけともなり、日本では養蜂家でさえ多くは知らなかったプロポリスが、近年次第に普及し始めています。
プロポリスを研究する者の一人として、うれしいことです。自然の恵みであるプロポリス。これは、ミツバチが樹脂、香油、ゴム質を分泌する樹木の若葉や新芽、花粉を材料に作りだす天然の優れた食品。ですから、病気に対して抜群の効果をあげながら、正しい飲み方をすれば副作用の心配がいりません。
この最良ともいえる自然食品が、これから日本でも広く長く活用されることを願います。
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■ フランシスコ・イタマル・カストロ ■
医師/上智大学講師
ブラジル人医師。 1953年ブラジル生まれ。伝統ある養蜂家の家庭に育つ。78年ブラジル連邦大学ペロータス校医学部卒業一般内科・外科医師として活躍した後、ブラジル政府の援助のもと、サーチサンエンス研究所の所長を務め、蜜蜂が作るプロポリス、ハチミツ、ローヤルゼリーなどの研究を始め、各種の薬草研究にも取り組む。それと平行して医療心理学、東洋医学(指圧・鍼灸治療法)、音楽治療なども習得。1991年来日。現在、上智大学講師。
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健康食品名 | マカ、コエンザイム、コラーゲン、グルコサミン… |
病名、症状 | 糖尿病、アレルギー、うつ病、動脈硬化、リウマチ… |
目的 | 美容、精力増強、疲労回復、頭を良くする… |
その他 | カロリー、エキス… |
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