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■ ミニ健康書籍 ふるさと文庫 ■


ルイボスティー


体にやさしいアフリカンパワー

 

ルイボスから作ったお茶が人気

ルイボスティー

「ルイボスティー」という新顔のお茶をご存じでしょうか?
 ルイボスティーは南アフリカ原産の「ルイボス」という植物で、学名がアスパラサス・リネアリスという豆科の植物が原料のお茶です。今世紀初頭からヨーロッパなどでは知られていましたが、日本には十年ほど前に紹介されました。
 このお茶にはカフェインが全く含まれていないのが一つの特徴で、そのため子どもからお年寄りまで安心して飲めます。また、各種の必須ミネラルがバランスよく入っています。
 それ以上に、このお茶の最大の特徴は、次の三点にあります。
(1)脂肪の酸化を抑えるはたらき「抗酸化作用」
(2)老化を促進する悪玉物「活性酸素」を取り去る働き「活性酸素消去除去作用=SOD作用」
(3)胃腸の弱い人にも胃に優しく、体調を整える作用。
 これらの作用は、わが国の医学・農学・薬学の多くの研究機関の先生たちによって確認されています。このことから、ルイボスティーの健康面への効用が期待されているところです。
 ルイボス研究のため、南アフリカまで訪ねられた先生もおります。残念ながら、わたくし自身は現地を訪れる機会はまだありませんが、この小冊子を通じてルイボスティーをより理解していただければ、研究者の一人としてうれしく思います。
 本書を上梓するにあたり、資料収集・編集上でハート出版佐々木氏に、また、御助言いただいた日本プロスペリティーセンター植松規浩氏に深く感謝いたします。

 

著者

 前田 浩(まえだ ひろし) 

 

医学博士・農学博士
1938年兵庫県生まれ。62年東北大学農学部卒業。64年カリフォルニア大学大学院修了。68年東北大学大学院博士課程修了(医学部細菌学教室)。東北大学助手(医学部細菌学)、ハーバード大学医学部癌研究所主任研究員を経て、熊本大学助教授(医学部微生物学)、現職に至る。高松宮妃癌研究助成賞(85年)上原財団研究助成賞(91年)など受賞。制癌剤スマンクスの発明とその治療法開発など、多岐に活躍中。米国サンアントニオ市名誉市長(89年)、オクラホマ州名誉州民(89年)。

 

 

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