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■ ミニ健康書籍 ふるさと文庫 ■


自分で育てる漢方びわ


枇杷葉湯・枇杷葉温圧療法がコリ・痛みの諸症状を解消

 

おいしい「びわの実」とよく効く「びわの葉」

自分で育てる漢方びわ

 びわ(枇杷)は初夏を彩る果物として珍重されてきました。甘く、ソフトな舌ざわりは日本人の好みにまさにぴったりです。
 びわの本格的な栽培は江戸時代後半に始まったとされていますが、それよりずっと以前から人はびわと付き合ってきました。果実を食用として利用するのはもちろん、葉を薬用として有効に用いてきたのです。
 医療技術が進んだ現在、びわの葉の効能が改めて見直されています。多くの人が、びわの葉の効能に驚きの声を上げています。難病が治り、不治の病とされた病気から回復したという例が、数多く報告されています。
 本書では、びわの来歴や果樹としてのびわについてはもちろん、薬用としてのびわについても紹介しています。また、びわの栽培法についても要点を述べてみました。
 本書によって、びわへの関心が高まれば大変うれしく思います。

 

著者

 濱口壽幸(はまぐち としゆき) 

 

(財)ルイ・パストゥール医学研究センター理事長
1920年東京生まれ。43年同志社大学文学部卒業。50年京都府立医科大学卒業。京都府立医科大学微生物学教室教授を経て、名誉教授。84年(財)京都パストゥール研究所(現ルイ・パストゥール医学研究センター)を設立。現在(財)ルイ・パストゥール医学研究センター理事長。74年日本で最初にガン患者に対するヒト・インターフェロンの臨床応用を行う。ウクライナ共和国科学アカデミー正会員、ロシア共和国メチニコフ研究所より記念メダル授与。著書に「インターフェロンの生物学」(紀伊國屋書店)「インターフェロン」(毎日新聞社)などがある。

 


 長門 潤(ながと じゅん) 

 

(財)ルイ・パストゥール医学研究センター有用微生物研究室長
1952年香川県生まれ。1975 年大阪大学薬学部卒業。大阪府立公衆衛生研究所、国立大阪病院を経て、現在、 (財)ルイ・パストゥール医学研究センター有用微生物研究室長。専門は微生物学、免疫学。

 

 

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