美肌づくりと関節痛の緩和に
ヒアルロン酸
驚異の「保水力」で皮膚、関節などのトラブル解消
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戦国時代の武将、織田信長が、桶狭間の決戦を前に「人間五十年下天の内をくらぶれば、夢幻の如く也」という謡文句で知られる『敦盛』を舞った話は、あまりにも有名です。時代は一六世紀半ばのこと。謡の冒頭にある「人間五十年」とは、当時、人の寿命はせいぜい五〇余年と考えられていたことを示しています。
実は、ほんの五〇年ほど前まで、日本人の平均寿命は信長の時代とさして変わらないものでした。
ところが、現在の日本では女性の平均寿命が八〇歳を越え、男性も七〇代後半まで延びています。また、見た目の「若さ」も、つい三〇年くらい前までは、六〇歳を越えると腰が曲がりはじめ、顔には深いシワがたくさん刻まれ、まさしくおじいさん、おばあさんという感じでしたが、現代では七〇歳、八〇歳になっても、背筋がしゃんと伸び、足腰も強くて、肌がつやつやしている人が結構たくさんおられます。
いったいなぜ、これほど短期間のうちに、日本人の老い方や寿命に大きな変化が起こったのでしょうか。その理由はいろいろ考えられますが、やはり食生活の影響が大きいと思います。
飽食といわれる現代の栄養事情は、ひと昔前にくらべて格段に豊かになりました。特に日本では、ここ三〇年ほどのあいだに動物性食品の摂取量が大幅に増えたのが特徴です。
本書で紹介するヒアルロン酸は、まさにその動物性食品に豊富に含まれる成分です。全身の細胞を元気にするヒアルロン酸の働きを考えると、食生活を通じてヒアルロン酸そのものや、その素材の取り込みがよくなったことが、現代人の長寿や若さの原動力になっていると予想されます。
とはいえ、動物性食品のなかでも、ヒアルロン酸が多く含まれるのは、肉ではなく、ふだん捨てられている皮や骨、関節といった部分です。また一方で、体内のヒアルロン酸がきわめて失われやすいことを考えると、食事とは別に、もっと積極的にヒアルロン酸そのものを補給すれば、いつまでも若々しい体を保ちながら、よりいっそう美しく、元気で長生きできる可能性が大いにあります。
実際に、私たちの行なった臨床試験では、ヒアルロン酸を続けて投与すると、肌や関節など全身のあらゆる組織がみるみる若返る例が続出しています(第二章、第三章参照)。
洋の東西を問わず、昔から多くの人が不老長寿の妙薬を探し求めてきました。おそらく人類が知り得る物質のなかで、最もそれに近いものがヒアルロン酸だと、私は確信しています。
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■ 菊池 誠(きくち まこと) ■
医学博士
1958年香川県生まれ。84年徳島大学医学部医学科卒業後、会津若松竹田綜合病院、徳島大学医学部皮膚科、協立病院皮膚科(徳島市)を経て、現在インペリアル南東京クリニック院長。88年にはニンニクB1 エキス配合入浴剤によるアトピー性皮膚炎の入浴療法を発表し、入浴剤によるアトピー治療の一大ブームを巻き起こす。その後、99年に鶏のトサカから抽出されたヒアルロン酸及び細胞外マトリクス抽出物の肌への美容効果を発表。「食べる化粧品、飲む化粧品」として新たなる分野を開拓し“トサカ先生”と異名をとる。著書に「アトピー性皮膚炎のニンニク入浴療法」「アトピーっ子の本」(千曲秀版社)、「かゆいかゆい皮膚病はすぐ治せる」(リヨン社)、「食べるヒアルロン酸って何あに」(健康産業流通新聞社)、ビデオに「ステロイド外用剤について―その効果と副作用―」(YMS)などがある。
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健康食品名 | マカ、コエンザイム、コラーゲン、グルコサミン… |
病名、症状 | 糖尿病、アレルギー、うつ病、動脈硬化、リウマチ… |
目的 | 美容、精力増強、疲労回復、頭を良くする… |
その他 | カロリー、エキス… |
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