マカの若返り効果と 天然ビタミンE・Cで美肌実現
アルギニンが成長(若返り)ホルモンを促す
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ご承知のように日本は世界一の長寿国ですが、その一方では、ガンをはじめとする生活習慣病が増加し、健康に対する不安がしのびよっています。平均寿命がのびるにつれ、誰もが寝たきりやボケにならずに元気に長生きしたいという“健康長寿”を願う時代になりました。
本書で紹介している「マカ」は、そんな健康長寿にぴったりの食品です。マカは南アメリカ大陸の太平洋側を縦走するアンデス山脈の過酷な気候条件のもとで生育する塊茎植物です。富士山よりも高い標高で、霜やひょうなどの冷害、また干ばつといった悪条件にも耐え得る、非常に生命力の強い植物です。ジャガイモなどの食糧とともに何千年もの昔から南米アンデスに住む民の滋養食として重要な役割を果たしてきました。
とくに私が注目しているのは、若返りや老化防止、更年期障害に対するマカの有効性です。生活習慣病に限らず、体調がすぐれないとき、老化が進んでいるときには、体のどこかで必ず“異変”が起こっているものです。いちばん問題なのが、体のサビつきです。活性酸素が細胞を攻撃して傷つけ、さまざまな病気や老化現象を誘発します。
最近の研究によると、マカはこうした体のサビつきを防止し、若々しさを保つ作用があることが分かってきました。本文中で詳しく述べますが、俗に“アンデスの薬草の女王”ともいわれるマカの類いまれな栄養素が、記憶力の減退、栄養不良、肉体疲労、精神疲労といった症状を改善するからだと考えられています。
その素晴らしい作用に目をつけ、最近では、米宇宙飛行士用の栄養価の高い宇宙食としても使われているほどです。
現代の日本社会では食生活のゆがみやストレス、運動不足といった不摂生な生活のために、体が重い、気力が湧かない、すぐ疲れる、胃が痛い、下痢が続く……といった症状を持つ人が急増しています。こうした症状を改善し、体の中から若々しさを取り戻すために、日本から遠く離れたペルーはアンデスの優良根菜「マカ」はとても役立ちます。
本書を通じ、マカの有効性を知っていただくとともに、健康生活に役立てていただければこれほどうれしいことはありません。
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■ 師岡孝次(もろおか こうじ) ■
医学博士
昭和5年東京生まれ。同35年、慶応大学大学院博士課程修了。同年より慶応大学にて専任講師、その後、同大学の助教授を経て、同50年より東海大学教授、同55年よりウインザー大学客員教授、平成5年より中国医科大学顧問教授に就任。平成12年より東海大学名誉教授、現在に至る。日本健康科学学会名誉会員。日本医師会平成9年優功賞受賞。平成14年社会文化功労賞受賞。著書に『痴呆にきく薬』『長寿の健康科学』(編著)『更年期とザクロの素敵な関係』(監修)、ふるさと文庫に
「ザクロで打ち勝つ更年期・生活習慣病」
「マカの若返り効果と天然ビタミンE・Cで美肌実現」
など。
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健康食品名 | マカ、コエンザイム、コラーゲン、グルコサミン… |
病名、症状 | 糖尿病、アレルギー、うつ病、動脈硬化、リウマチ… |
目的 | 美容、精力増強、疲労回復、頭を良くする… |
その他 | カロリー、エキス… |
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