現代の日本には、体内に活性酸素の発生を促す危険因子があふれています。大気中の汚染物質や、食品中の添加物、太陽の紫外線、医療用の放射線はその代表です。
また、飽食を反映した「食べすぎ」も、体の酸化を加速します。
食事でとった食べ物は、肝臓でブドウ糖と中性脂肪に変えられて各細胞へ送られます。そのブドウ糖と中性脂肪が、細胞の中の発電所(ミトコンドリア)で燃やされ、エネルギーが生み出されるわけですが、前述したようにエネルギー産生の際には必ず活性酸素が発生します。ですから、絶えず何かを口にしているような人は活性酸素のリスクが高いわけです。
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