ラクトフェリンの抗酸化作用は、東京慈恵医科大学の坪田昭人先生の次のような動物実験で科学的に立証されています。
実験では、難病とされるウィルソン病のモデル動物「LECラット」が使われています。LECラットは、銅の代謝に異常があり、年をとるにつれて銅が肝臓にどんどん蓄積され、最終的にその酸化ストレスで劇症肝炎を起こして死亡します。
この実験でも、対照群のLECラットのうち、8匹中7匹が15週前後に集中して肝不全で死亡しました。
一方、ラクトフェリンを投与していたLECラットは、実験期間中に肝不全で死亡したのは12匹中わずか2匹にとどまったのです。
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