牛黄が配合された漢方薬の代表が「六神丸」です。 六神丸は、いまや富山の配置薬(家庭薬)の看板商品として全国に知られていますが、その起源は中国にあります。 富山に導入されたのは近年になってからのこと。明治20年代に京都の亀田家六代目の利兵衛が、蘇州誦芬堂調剤の「虔修六神丸」を中国から輸入し、富山にその代理店を置いたのが始まりでした。 現在では、富山以外でも、数県の薬業界で、六神丸は配置薬として定着しています。
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