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 六神丸は、痛みを止める働きもあります。たとえば、虫歯が痛くて夜眠れないとき、虫歯の部分に六神丸を詰めたり、六神丸をつぶしたものを歯根にぬったりすると、一時的に痛みが治まります。
 こうした鎮痛効果は、六神丸の構成生薬の1つである蟾酥の働きが影響していると考えられます。
 蟾酥に含まれているステロイド化合物のブファリンは、コカインの数十倍も強い局所麻酔作用があることが明らかになっているからです。
 ただし、六神丸の鎮痛効果はあくまで応急的なものなので、歯痛の場合は、翌日、歯医者さんできちんと治療してもらうことが大切です。
 
 
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