自分で育てる漢方びわ

枇杷葉湯・枇杷葉温圧療法がコリ・痛みの諸症状を解消

濱口壽幸/長門潤 著 1995.06.04 発行
ISBN 4-89295-349-0 C2177  文庫サイズ 48ページ 定価 275円(本体 250円)

おいしい「びわの実」とよく効く「びわの葉」

自分で育てる漢方びわ

 びわ(枇杷)は初夏を彩る果物として珍重されてきました。甘く、ソフトな舌ざわりは日本人の好みにまさにぴったりです。
 びわの本格的な栽培は江戸時代後半に始まったとされていますが、それよりずっと以前から人はびわと付き合ってきました。果実を食用として利用するのはもちろん、葉を薬用として有効に用いてきたのです。
 医療技術が進んだ現在、びわの葉の効能が改めて見直されています。多くの人が、びわの葉の効能に驚きの声を上げています。難病が治り、不治の病とされた病気から回復したという例が、数多く報告されています。
 本書では、びわの来歴や果樹としてのびわについてはもちろん、薬用としてのびわについても紹介しています。また、びわの栽培法についても要点を述べてみました。
 本書によって、びわへの関心が高まれば大変うれしく思います。



目次


第一章 びわの来歴
       びわはバラ科の植物
       びわの野生種と栽培種
       【茂木】と【田中】
   〈コラム〉びわの実学校

第2章 美味なるびわの実
       おいしさの秘密は“甘汁軟香”
       びわの栄養素
       “種なしびわ”への夢
   〈コラム〉びわワイン

第3章 よく効くびわの葉
       薬草としての「びわの葉」
       びわの葉の成分の特徴
       漢方にみるびわの葉の効能
       びわの葉の効能を説いた先駆者達
       びわの葉と温圧で病気しらず
       びわ葉湯とびわ茶

第4章 びわの栽培
       びわ栽培の適地とサイクル
       びわ栽培は苗木から
       露地栽培に挑戦!
       簡単にできる鉢植え栽培



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